工場紹介
産業廃棄物処理という新たなインフラとして環境と社会の発展に貢献します
福岡県内では約20年ぶりとなる大規模処理施設『エコ・センチュリー21クリーンセンター』を始動しました。焼却・破砕・中和・乾燥といった中間処理に対応しています。焼却施設にはロータリーキルン・ストーカ炉を採用。
前段のロータリーキルンでは水分の多い汚泥や廃プラスチックのように熱分解しやすい廃棄物の乾燥・昇温・ガス化・焼却を行います。後段のストーカ炉では火格子の上で廃棄物を攪拌しながら下流に送りつつ燃焼することでムラのない完全燃焼を行います。焼却の過程で発生する排熱を利用したBTG(ボイラー・タービン・ジェネレーター)で発電し、施設内の必要電力をまかなうエネルギー循環も実現しています。
エコ・センチュリー21クリーンセンターの特長
福岡県内最大規模90t/日の焼却処理量で地域の発展を支えます
発展を続ける福岡・九州において、産業廃棄物の処理は大きな課題の一つとして挙げられます。近年、排出される産業廃棄物の量に対して中間処理施設の処理量が追い付かず、やむなく最終処分場に持ち込まれるケースも少なくありません。
『エコ・センチュリー21クリーンセンター』では福岡県内最大規模となる一日当たり90tもの焼却処理能力を保有。これまで受け入れが困難だったゴミを受け入れることで、排出業者さまが安心して事業に邁進できる社会の実現と地域の発展に貢献してまいります。
アクセスの良い立地で産業廃棄物の運搬にかかるコストを軽減
産業廃棄物の処理にかかる費用の中でも、輸送にかかるコストは無視できません。エコ・センチュリー21は筑紫野市という福岡県の中心部に位置していますので、福岡県内各地からのアクセスが良好です。九州の交通アクセスの心臓部・鳥栖ICからも近いため、これまでの北九州市や県外の処理場への運搬に比べると運搬費用の面で大幅なコストダウンを図ることができます。
福岡県中部~南部をはじめ、佐賀県・大分県などの近隣エリアからの持ち込みにも対応いたします。
高性能な設備で多様な産業廃棄物処理に対応
エコ・センチュリー21ではロータリーキルン・ストーカ炉による焼却や大型破砕機による破砕だけでなく、中和・乾燥といった産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の中間処理に対応しています。
そのため、近隣の産業廃棄物中間処理施設に比べて多種の品目を受け入れることが可能です。他の施設にお断りされた廃棄物も受け入れ可能な場合がございますので、お気軽にお問い合わせください。
対象となる産業廃棄物
産業廃棄物
- 廃油
- 廃酸・廃アルカリ
- ゴムくず
- 廃プラスチック
- ガラス・コンクリートくず・ 陶器磁器くず
- がれき類
- 汚泥
- 金属くず
- 紙くず
- 繊維くず
- 木くず
- 動植物性残渣
- 動物系固形不要物
特別管理産業廃棄物
- 廃油
- 廃酸
- 廃アルカリ
- 汚泥
- 感染性廃棄物
産業廃棄物処理方法
設備紹介
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汚泥乾燥施設
汚泥に含まれる水分を蒸発させることによって体積と重量を削減します。容量が減ることで運搬や埋め立て等にかかるコストと環境負荷を軽減できます。
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破砕施設
産業廃棄物を細かく破砕し、その後の焼却や埋め立てにかかる負荷を軽減します。木くずや廃プラスチック、がれき類などを処理する際に用いられます。
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焼却炉(キルン&ストーカ炉)
炉の回転で廃棄物を攪拌して均一に熱を加えるロータリーキルン炉と、金属製火格子の上に廃棄物を載せて下から熱を加えるストーカ炉を組み合わせ、多様な廃棄物に対応可能です。
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中和施設
廃酸・廃アルカリに薬剤を加えることで中性化し、焼却や排水などの次工程における負荷を軽減します。処理する廃液の種類に合わせて適切な中和剤を使用します。
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廃油類タンク
鉱物性油や植物性油、廃溶剤などの廃油を一時的に保管します。引火の危険性がある廃油もあるため、厳重に管理されています。
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灰処理ヤード、コンテナ
焼却設備で焼却処分された灰を保管します。コンテナに積まれた焼却灰は最終処分場へ運搬されます。
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タービン発電機
焼却炉で発生した排気ガスの熱を利用してタービンを回して発電します。ここで生産した電気は施設を運営に活用されており、施設内でエネルギー循環を実現しています。
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復水器
発電機のタービンに使用された水蒸気を冷却して水に戻します。復水器内の圧力を下げることで高い発電効率が得られます。
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バグフィルター
焼却で発生する排気ガスに含まれる煤じんや有害物質をろ過するフィルターです。微粒子や有害物質を除去することで大気汚染を防止します。
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排気筒
バグフィルターによって煤じんや有害物質をろ過された排気ガスは排気筒(煙突)から大気中へ排出されます。排気ガス中の成分は大気汚染防止法等の基準値以下を厳守しています。
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ドラム缶投入設備(バッチ炉)
一定量(バッチ)の廃棄物をドラム缶ごと投入し、加熱から冷却まで一連の処理が完了してから次の廃棄物を投入するタイプの焼却炉。連続式では難しい品目を焼却する際に使用します。
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分析室
特別産業廃棄物の処理施設には分析設備が義務付けられています。事前サンプルを分析し、安全かつ適正な処理方法を検討するとともに、処理後の品質確認も行われます。
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供給クレーン
ピット内の廃棄物を撹拌・混合して焼却炉へ投入することで水分や発熱量を均質化して燃焼を安定化します。中央操作室から操作することで安全を確保しています。
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混錬機
焼却施設で発生する飛灰に水・重金属固化剤を添加し安定化させることで、重金属の溶出・飛散を防止します。
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感染性廃棄物受入所
医療行為によって生じる感染性医療廃棄物は厳格に管理されます。ケースに封入された状態で搬入され、開封されることなくコンベヤーで焼却施設へ運ばれます。
環境への取り組み
廃熱による発電
『エコ・センチュリー21クリーンセンター』では廃油や廃プラスチック、木くずなどの産業廃棄物を焼却処分する際に発生する熱(サーマル)を回収して電力を作り出すサーマルリサイクル発電を行っています。
再資源化が難しいものやコストがかかりすぎるもの、完全分別ができないものを有効活用できるサーマルリサイクル発電は、限りある資源の消費を抑えつつCO2発生量を抑制するクリーンな発電方法として注目されています。
季節や天候に左右されることもなく、焼却炉が稼働していれば年間通じて安定的に電力を供給できる再生可能エネルギー発電です。
再生可能エネルギーの活用(メガソーラー)
再生可能エネルギー発電の代名詞ともいえる太陽光発電。その中でも発電能力が1MW(メガワット)を超える大規模な発電設備をメガソーラーと呼びます。
2010年に国内初のメガソーラー発電所が運営を開始し、2011年の東日本大震災にともなう原発事故を機に社会的関心が高まりました。カーボンニュートラルの実現に寄与する再生可能エネルギー発電として日本全国に発電施設が設置されており、最新技術を活用して効率や安定性を向上し、日本が抱えるエネルギー課題に貢献することが期待されています。